AWS CND CloudFront

今回はAWSのCDNサービスであるCloudFrontを勉強していきます。

AWSはリージョンとそのAZゾーンが世界各地にありますが、CDNとして全世界をカバーするには拠点が足りません。 そのためCDN専用の拠点としてエッジロケーションと呼ばれる場所があります。 この拠点は、AWSのリージョンにあるAZゾーンとは別にコンテンツの配布場所として全世界で50ヶ所以上用意されています。

さっそくCloudFrontを作ってみると、 最初に新規作成するとコンテンツタイプを2つの中から選ぶことになります。

CloudFront-Deliverymethod

コンテンツタイプを選んで次のページに行くと実際の設定ができます。

CloudFront-OriginSettings

CloudFront-CacheBehaviorSettings

CloudFront-DistributionSettings

作成するとディストリビューションに表示されます。配布の準備が整うまでしばらくIn Progress状態で待ちますが、

CloudFront-In-Progress

10-15分ほどすればDeployedになります。

CloudFront-Deployed

完了したら、CDN用のcroudfron.net Domain Nameでアクセスができます。

設定変更画面で作成したCDN配布設定を再度変更できます。 作成する際になかったRestrictionsとInvalidationsを見てみましょう。

CloudFront-SettingsChange

Restrictionsはジオリストリクションが設定でき編集ボタンからジオリストリクションを有効にすると、特定の地域をホワイトリストかブラックリストで指定することができ、指定した地域のみに配布または配布から除外する設定が可能です。

CloudFrontGeoRestriction

Invalidationsは配布したファイルをTTLの削除時間が来る前に手動で削除する際に使用します。 特定をファイルを指定すると、そのファイルが即座に削除対象になります。 手動での削除は別途料金がかかります。

CloudFront-Invalidations

最後に削除する場合には、一度DisableをクリックしてDisabled状態になってからでないと、削除ボタンが押せません。Disableにして再度設定が反映されてからようやく削除ボタンが押せるようになります。

CloudFront-Delete

以上、ちょっと急ぎ足ですがCloudFrontの概要と使い方がわかったかと思います。 時間があったらもうちょっとアップデートしたいと思います。